せいけ

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのせいけのレビュー・感想・評価

3.8
とにかく圧倒的な映像表現と世界観構築の素晴らしさに尽きる
パンドラの世界がどこかに在るとしか思えないような技術の発展に驚かされる
ナヴィの演技の質など考える隙もなく当たり前に存在するものとして自分の頭が認識していた
その中でも特筆すべきは異文化交流的な世界観の拡張
中盤のこのシークエンスは水の美しさ怖さを兼ね備えた表現ので最も見どころがあり作り手も力を入れたところだとわかる
今回は子供たちが出てくることで良くも悪くもドラマの展開に作用していた
それによりジェイクの人間味のようなものも現れていたように思う
前作よりもドラマを描こうという気概は感じられるけど、それがすべてうまくいっているかというとすべて肯定しきるのは難しいかなという感じ
さすがに192分は長かったと感じたが、パート2なりの風呂敷の広げ方だと思えば許容できる