『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』(2022)
原題:AVATAR: THE WAY OF WATER
監督:ジェームズ・キャメロン
IMAX 3D HFRで鑑賞。
技術の進歩あってか、映像は前作とも比べものにならないほどの美しさ。
まるで実際にパンドラ旅行をしているような気分にさせられる。
海の中も(実際の海のような暗さや重さは感じないものの)美しく、実際に泳いでいる感覚というよりも、水族館の大水槽を眺めているような錯覚を覚えた。
『アビス』や『タイタニック』など水に拘り続けるジェームズ・キャメロンの本領発揮といったところ。
ストーリーについては、前作の焼き直し感は否めないが、家族を主軸にしているため普遍性もあり、まだ前作よりも見やすかった。
最後のアクションの迫力は流石で、『タイタニック』を思い出しながらも手に汗握りながら見ることができた。
家族を持つ身なのでグッとくるところもあったが、「父が家族を守る」やら「長男なんだから」的なところは、まだそんなこと言っているのかと時代錯誤的にも感じたし、あからさまな反捕鯨メッセージ(アジア人を使ったり、漢字が書かれていたりもした)には首を傾げる部分もあったのは確か。