わたがし

女番長ブルース 牝蜂の挑戦のわたがしのレビュー・感想・評価

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 前作の圧倒的エンタメ感を凌ぐほどの更なるエンタメ感。本当に誇張なしで面白くない瞬間がないという。生き様、裏切り、アクション、エロ全部盛り、素晴らしすぎるシリーズですね
 前作のスケバンの生き様描写は多少の極道のパクリ感があったんだけど、今回はそれを更に深堀りして「女が極道の真似事するのは男のそれの何倍もアウトロー」ってとこまで描いてる。前作と合わせてシスターフッドから母娘の関係性まで、ありとあらゆる「女の人生の問題」が描かれてて、今の時代だからこそ観るべき映画だなとしみじみ感じる
 特に最後の回転扉ぶっ殺しシーンがよすぎる。(メタ演出として投げずに)ちゃんと理由を説明してからの、画面を垂れる鮮血、池玲子の眼、ああいう瞬間を全うするための人生すよね、という気分になる
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