橋素電

劇場版 BiSキャノンボール2014の橋素電のレビュー・感想・評価

3.9
解散間際のどさくさに紛れてアイドルをハメ撮りしてしまおうという究極にゲスな企画、AV監督たちのたくらみを BiSメンバーの巨大な情熱が粉砕していく様を赤裸々に記録したドキュメンタリー

テレクラキャノンボールで鍛えられている仕掛人のAV監督たちは、それぞれ不快感を示す(そりゃそうだ)BiSメンバーにあの手この手で近づいていきますが

密着することで 解散へ向けた彼女たちの熱い想いを理解していき「俺達はこんなことやってていいのだろうか?」と思い始めます

AV監督としてのプロ意識と一人の男としての気持ちの葛藤が始まる仕掛人たち

この時点でこの企画はBiSのメンバーの勝利だったと思います、テレクラキャノンボールであんだけプロ意識を見せてた彼等を、一人の男に戻してしまったんだから


確かに、BiSはアイドル界ではアウトサイダーで イロモノだったかも知れない でもその根底にあるものは他のアイドルとなんら変わらない熱く強い情熱だった

いい解散ドキュメントだった…



と、思ったら復活してる彼女たち!idol is not dead アイドルは殺したって死なないんです
橋素電

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