滝和也

ドラゴン・キングダムの滝和也のレビュー・感想・評価

ドラゴン・キングダム(2008年製作の映画)
3.6
酔拳!少林拳!
功夫の2つの巨星
交わりし時、
斉天大聖が世界を救う!

ジャッキー・チェン、ジェット・リーの奇跡の共演!

「ドラゴン・キングダム」

功夫オタクの高校生、ジェイソンは現代のボストンの中国人街で質屋の老人から如意棒を受け取る。如意棒は彼をジェイド将軍が圧制を敷く古代中国へ彼を導く。持ち主である孫悟空の元へと戻るために…。

ジェイソンが出逢う旅の学者であり酔拳の達人にジャッキー、少林拳の達人である僧侶にリーと中国、香港を代表する二人が豪華共演。見事な殺陣を見せてくれます。

ストーリーは主人公のパーティーが如意棒を将軍に石像にされた悟空に返し、将軍を倒すため戦うと言うクエストものなので目新しい所はないのですが、やはりこの豪華共演による殺陣が素晴らしい。ジャッキーの酔拳が久々に見れる序盤、中盤にはジャッキー対リーと言う夢の対決が用意されています。酔拳対少林拳!子供の頃に少林寺や酔拳の真似をしていた方にはオススメです(笑)

またこの二人が主人公の師匠になりますから、ベスト・キッド的な要素も盛り込まれていますし、酔拳のオマージュとなるシーンも出てきますのでお楽しみ。他にも、主要キャストにはちょっとしたお遊びがあるのでそこも楽しめますよ(笑)

更にこの作品は吹替えがオススメです。ジャッキー映画は石丸博也さんの声で見たいのは、昔からのファンならありがち、私もそうなんですが。今作はジェット・リーが池田秀一さんなので、更に楽しめます。そうあの赤い人ですから。マジンガーとサザビーをスパロボで使ってるみたいですね。

この二人がいれば、アクションは鉄板ですし、多少の粗なんかどうでもいい(笑)昔からのカンフー映画ファンには絶対オススメですね(笑)
滝和也

滝和也