美少年拝み映画であり、おしゃれなインテリア参考映画でもあり、じわじわじめじめ映画作品である。
最初は息子側に傾いていた気持ちが、徐々にマミーの方へと移っていきながらも、これってもしや、、感が出てくる感じ、いいですね。
美少年がする超暴力、狂う、泣く、笑う、、絵になりますね。
マミーを見ていれるとすごくしんどくなってきますね。
少しずつ明らかになっていく人物背景にこの家の過去。
すごく材料は最高なんだけど、それが消化不良な感じがある。
その原因はなんぞやと考えてみると、第三者目線での感じが多かったからなのかな。
描写とかもっと出演者目線があってよかったのかもしれないし、もっともっと掘り下げた人間関係が欲しかった。
これ無理やわって描写がいろいろあるんだけど、美少年がマミーにハサミ処理をするところはぞくぞくいやいやぞわぞわが一気にくるので思わず目を細めてしまう。
あとマミーの顔面強打のシーンね。
音聞くだけで無理。想像するだけで無理。
これらの無理やわと同時に痛みが襲ってくると同時に美を意識している感じが印象的。
話の展開はまあそうでしょうね、って展開だからそこに驚きは無くとも、隠れた美意識と美少年を堪能する作品としてみたほうがいいのかもしれません。
