ルパンと次元でラッツ経営のカジノ場から現金を盗む。予告状も出してないのにとっつあんも見張っていた。逃亡中、飛行機が墜落した先で旧友マーク・ウィリアムズの葬儀が行われていた。
なんだかんだあって7日以内にマークか盗んだ1→真実の口、2→ヨーロッパで初めてコーヒーを出した店のコーヒーメーカー、3→007の撮影に使われたヴェネチアのゴンドラ、4→ムーランルージュの衣装、5→赤いスーパーカー、6→人魚姫の像を元の場所に返す作業をする事になる。
トリックダイヤ→別名ダークダイヤモンド。UFOのかけら。
アントニオガウディ(松岡文雄)建築家。サグラダ・ファミリア【日本語では聖家族教会】をはじめとしたその作品はアントニオガウディの作品群として1984年ユネスコの世界遺産に登録されている。
マークウィリアムズ(八奈見乗児)ルパンのライバルであった老泥棒。トリックダイヤを盗んだのが泥棒になったきっかけとなる。アニタの母親を好きだった。
アニタ(りの)マークの姪でスランプ中の建築家。
イワンクロコビッチ(山寺宏一)せこい手で荒稼ぎすることから付いたあだ名がドブネズミを意味するラッツ。
ミーシャ(五十嵐麗)ラッツ専属の殺し屋の女。
トカレフ(北村弘一)ラッツの側近。老人だが次元と銃について語るほど銃の腕があり次元と互角である。
カルロス(辻村真人)マークとともにガウディによく遊んでもらった過去がある。マークに「毎日サグラダ・ファミリアを眺めてみな。きっといいことがあるから」と言われて以来、毎日双眼鏡で聖家族教会を見続けている。
「上等な料理は味わって食べる物、一口で食べちゃつまらないわ」
仕事だけの関係とか言いつつ男女関係を捨てられない素直になりきれない大人のめんどくささを感じる作品でもある。
トランプタワー、教会下暗し、ルパン次元五右衛門とっつあんの女装、デジカメ、6月25日、クマのぬいぐるみ、世界犯罪者名鑑、受難のファサード、四つ又、ラグビーボール、弾よけも印象的。
すごい一瞬だけどトカレフの頭にタンコブ出来てた!。そこにコミカルさを入れるかね。
どんな仕組みになってるのか?あり得なくない?とは思ったけど美しい!お洒落な芸術を感じられる作品ですね。
「これぞカイトウルパンか?」
「人の心に残る物が本当の宝」
エンディングが聞こえないよ!ってくらい囁き系で誰が歌ってるんだと思ったら カヒミカリィ「〜ル ソレイユ ドール〜」でした。ヒロインの声も小さめで控えめだし全体的に品がある感じの作品に思いました。