このレビューはネタバレを含みます
そんな訳でエマ・ワトソンの勇姿をおかわりしたくてこれを観ました。
サミット的な、G7っぽくない国って、私は凄く怖さを感じます。理屈が通用しなさそうだし、旅行かなんかに行こうもんならうっかりちょっとした事で捕まったりしそう。何が駄目とかやっぱり違うじゃないですか。言葉も分かんないし、滅茶苦茶怖いです。
なのであんまり下手なとこには行きたいと思いません。
東欧だって民主化なんてつい最近。南米は治安が超悪いって聞くし、アジアなんて経済は発展しても普通のモラルなんて通用しなさそう。衛生観念も心配。アンコールワット→ホーチミンに旅行行った事が1回有るだけで、他は全然行きたくないです。中東なんてもってのほかです。と思っちゃってる方です。
とは言えそうゆう危険地帯から命からがら脱出を謀る綺麗な女子の映画は何故か好きなんです。現代の出来事はやっぱり少ないですが。
例えばShining Through。メラニー・グリフィスがスパイして、最後のキャット・ファイトや国境越えもハラハラして楽しいです。
それとかBroke Down Palace。デインズとベッキンセイルが心底困る。みたいなw
クレア・デインズはHomelandでもイラクかな…アルカイダ的な所に身を置いてハラハラさせるピン面は真に迫って似合うんです又これが。
(この作品の、)最後危ない所でなんとか離陸ってゆうのはArgoにも似てますね!
それからカルト。この作品で描かれているコロニア・ディグニダはなんと現存してるそうです!
怖くないですか?
でも、言ったらあれですよね…地下鉄サリンの団体も名前変えてまだやってる訳なので…やんなりますねよね…。
Midsommarはだいぶ話題となりましたがこの作品から着想を得たのでは?とか思っちゃいます。あとはMartha Marcy May Marleneでもカルト教団の凶行が描かれてました。
逃げられない怖さですよね。僕それ超怖いです。例えばこの作品では、命からがら脱出して、ドイツ大使館(主人公がドイツ人だから)に逃げ込んだら教団のボスとグルで、連れ戻されそうになるんです!
で実際どうだったかと言うと、ナチスおじさんみたいな人とかがドイツから亡命して、ヒトラー信奉者等で集まってこのコロニーを作り、兵器を作って提供する等で大統領とも癒着したりでわりと権力を持ち、なので実際大使館に逃げ込んだ人をコロニーに連れ戻したりしてたそうなんです…
銃とか兵器も持ち、人体実験してみたり、可愛いちびっ子(男子)に悪戯とかしちゃったりしてたらしく。好き放題す、全く。😩
この映画で描かれていた出来事自体は創作だそうですが、出て来る団体や行われていた事はしっかりリサーチして割と正確に描かれているそうなんです。
やですね…