ノマドすぎて笑う。限界ドルオタがキョドるかイキるかしかしないのでリアル。『search』との比較でも語りたいがなにも覚えてない。ただ、マルチウィンドウ上のカメラワークが擬似的な編集の役割も果たしているので、古典的な映像文法から逸脱した新しいことはやってないと思う。ラストはたしかに草薙素子みたいになってブチ上がる。というか、あのボール型カメラによる3D映像のビジュアルがすばらしい。人間の身体と外部の境界が不安定なイメージ。情報化社会における情報体としての人間を見事に視覚化してる。だから彼らは「ネットの海」に消えることができる。