叡福寺清子

デビルズ・バースデイの叡福寺清子のレビュー・感想・評価

デビルズ・バースデイ(2014年製作の映画)
3.0
原題devil’s dueのdueには(子どもが)生まれる予定であるという意味があるそうでして,デビルズ・バースデイという邦題はいい具合かもしれませんね.こんばんわ三遊亭呼延灼です.
いつものPOVホラーです.新婦さんのサム(サマンサ)さんは自分を身籠っていた母親と父親を事故で亡くしており,まさに天涯孤独な女性でした.そんな彼女がザックさんと結婚,ザックさんは思い出づくりのために録画しまくり.新婚旅行で訪れたドミニカも当然熱心に録画.しかし地元タクシードライバーに連れて行かれたクラブで意識を失った後・・・
現代版ローズマリーの赤ちゃん,と言ってしまえば身も蓋もありませんが,実際そうでして.アマプラの解説には「あまりの恐ろしさに公開中止になった国も」的解説があったような気がしますが,嘘やろーーってツッコんじゃいました.だって怖くないですもの.悪魔の子を身籠った故にサムとその周囲で怪異ガガガってのが続くんですけど,結構間延びしてます.あと10分短くできませんかしらね.あと憑き物(本作は憑くのとは微妙に違いますが)はどうしてもデボラ・ローガンさんの頑張りが基準になるので,本作はまだまだちょっと甘いなと判定しちゃいました.でもアマプラの100円セールだったので文句はいいません.冒頭のヨハネ第一の手紙2章18節,もうちょっと使わない?とかそーゆー文句いいません.