ユニバーサル・スタジオとドリームワークス・アニメーションが共同制作した親子と兄弟の愛情を描いたアニメーション。
両親と三人暮らしの7歳の少年ティムの家に、赤ちゃんが弟としてやって来た。
その赤ちゃんは、外見はかわいらしいけど中身はおやじ。
これまで両親の愛情を一身に享受していたティムであったが、その愛情を新しくやってきた弟に奪われてしまう。
一方、赤ちゃんは、その座を子犬に奪われることを阻止する任務を負っていた。
はたしてティムと赤ちゃんはお互いの目的のために協力するが……
何といっても赤ちゃんが可愛いらしい。
赤ちゃんはまさにボス。
主人公のティムは、これまで自分だけのものと思っていた両親の愛情を独り占めできなくなるわけですが、その状況変化を、子供目線でコミカルに描いていて楽しめた。
本質をついていて、斬新な発想で笑いに繋げているところが素晴らしい。
こういう世界観は、わかっていてもなかなか描けない。
子供を持ったことがある人には心当たりがあるようなシーンが沢山あり、クスッと笑ってしまう。
最後はホッコリのハートウォーミング作品で、上手に纏めています。
子供向けの作品と思っていましたが、むしろ大人の方が楽しめる作品かもしれません。
2021.12 地上波・日テレで鑑賞(吹替)
2018.1 国際線の機内にて鑑賞(字幕)