コバヤン

ブリッジ・オブ・スパイのコバヤンのレビュー・感想・評価

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)
3.7
スピルバーグ x トムハンクス x コーエン兄弟
面白くないわけがない!

ただ。。。
題材とコーエン兄弟の脚本でエグいの予想したけど、いい意味でも悪い意味でも裏切られた。

冷戦まっただ中の緊張感をもっと浴びせて欲しかった。
ヤンキーにカツアゲされるくだりとかマジでいらない。
ゆるいギャグは嫌いじゃないが、ダラダラやるならキューバ危機まで突っ込んでもよかったかな。
まぁ、ここまでは個人的な好みの問題なわけで、、、

とはいえ、映画全体は気持ちのいいくらい綺麗にまとまっていてめちゃくちゃ見やすい。テンポもいいし、会話の掛け合いも楽しい。
トムハンクス演じる凄腕の弁護士ドノバンが巧みに交渉していく様子は緊張感もありかなり見応えがあった。逆に言えばもっと見たかったなぁ。

何よりもソ連スパイ役のマーク・ライランスの演技が良かった。
そんなに台詞があるわけじゃないのにすごい存在感。
一番話のわからない相手のはずが、ドノバンと理解を深め友情に似た感情を共有していく様子は正直、ウルっとした。
あと、マーク・ライランス演ずるアベルって男はスパイとしてかなりのポーカーフェイスだけど。画家って表向きなだけじゃなくて、劇中で描いている絵に彼が語らない本心が込めてあると思うと切ない・・・