transfilm

ブリッジ・オブ・スパイのtransfilmのネタバレレビュー・内容・結末

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

スティーブン・スピルバーグ監督作品。
前評判は高かったけど、スティーブンスピルバーグ監督だからということもあると思ってたので、この映画に関しては前評判をあまり気にせず観ました。けっか、、すごく面白かった!。
個人的には、前作「リンカーン」よりもはるかに面白かったと思う!

観終わった後すぐに思ったのは、脚本がパーフェクト!・・と感じたこと。何がそんなに良いと思ったかというと、
この映画の内容、そして主人公ドノバンのキャラクター全てがこの映画の結末に綺麗につながってると思ったところ。

ドノバンは
・正義感が強い
・愛国心がある
・一流の弁護士
・そして、依頼人を含め、決して人を見捨てられない人間。
特に弱い立場の人間に対しては。

これらのドノバンが持つ性質すべてがそろってなければ、最後の橋での駆け引きは何かしら失敗に終わってたと思う。
仮にもしドノバンが仕事はできるがハートが備わってない人物であったとしたら、ルドルフはCIAに言われたとおり、橋で待たずすぐロシア側にむかったはず。
CIA、アメリカ国民にあれだけ批判をされたにもかかわらず、自分自身の正義を貫いたドノバン。だけど結局彼は何一つ無駄なことをしていなかった。あの橋での出来事は、それを証明していると思う。

ドノバンはプライアーを救うことにこだわったけど、自分だたっら日本のことわざでいう「2匹追うものは1匹も得ず」を真っ先に考えて、CIAの言うとおりにしてたかもしれないと思う。このアメリカ合衆国からほぼ見捨てられていたプライアーが後に名誉教授になった。というエピソードはちょっと泣けそうでした。

ドノバンが他の人と全く違うところ(同時にドノバンの何よりもすごいところでもある)は、プライアーを救ったところにあると思う。
プライアーを救った彼だからこそ、アメリカに1000人の捕虜を救え!と言われて9000人の捕虜を救ったという最後のエピソードがあるのだと思う。

脚本だけではなく、映像、音楽、俳優の演技。
どれをとってもとてもレベルの高い映画だと思った。
非常に面白かったです!
個人的には、この映画は、監督スティーブンスピルバーグがいかに大御所なのかを証明した映画なのではないかなぁと思う。