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ブリッジ・オブ・スパイのふにのレビュー・感想・評価

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)
4.5
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ソ連のスパイ=アベルは文字通り「インテリジェンス」に溢れていて、魅力的なキャラクターだった。

車窓から眺める東ドイツ、アメリカ。あれは映画的なシーンだったわ〜。さすがスピルバーグ!
 
理念=憲法を尊重するという、アメリカの良い部分が存分に描かれていた。最近のオバマ演説と重なり、胸が熱くなった。

「理念とか正義なんてどうでもいいだろ?」と言われたドノヴァンが、ブチ切れるシーンは見もの。「我々、移民出身者がアメリカ人である」というのは憲法に忠誠を誓う、ということでしか担保されないのだ。「だから、てめぇ正義とか理念がどうでもいいとか絶対言うなよ」と迫力満点に怒る。理念、あるいは正義は一人一人の「不断の努力」によってしか実現されないのだ。