片腕ファルコン

ブリッジ・オブ・スパイの片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)
3.2
A級な監督とA級な脚本家とA級な俳優でお送りする上質なドラマ。しかもそれぞれ「らしいな~」っていうのが感じられるのがまたスゴイ。

そりゃまぁつまらない訳がないですよねぇ。

どうしましょう、まずはロッキーVSドラゴの話から始めましょうか?…全然いらないですね。 がっつり冷戦中でお互い捕らえたスパイを交換しようと奮闘するお話ですね。

もっと深い部分での歴史的背景は存じ上げませんが、普通に図式が分かりやすかったです。

スパイを弁護するとバッシングする国民。分かるんですけど、よくよく考えると複雑な気持ちですよね。。
仕事としてやってるのに、ヤクザの弁護士とかオウム真理教の弁護士とかやっぱり印象悪いですもんね…。

そんなこんなでタイトルにもあるクライマックスは分かっていても息を飲む緊張感がありました。

全体通して重厚で安定感あるのですが、逆に言うと隙がなさすぎるというか、ステーキばかりでなくたまにプリンも食べたいな…ていうワガママ起こしてしまいました。まぁ完全に好みなので気にしないで下さい。

見て損はないはず!ところでスピルバーグ、エンタメ超大作は撮らないのかしら???