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ブリッジ・オブ・スパイのabdmのレビュー・感想・評価

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)
3.0
冷戦時、アメリカ国内でロシアのスパイが逮捕され、その弁護を任されたトム・ハンクス演じる弁護士ドノヴァン。死刑はほぼ決定していて、形式上裁判を行うだけなのでただ隣に座っとけとのことだったのですが、そこで何故か本気を出すドノヴァン…という内容。

何故ドノヴァンが本気を出すのか、何故売国奴と国民から罵られ、家族が危ない目に遭ったにもかかわらず仕事を全うしたのか。観ていて あぁ、ドノヴァンは冷静で頭良くていい人なんだな っていうのは伝わりはするが、それだけじゃ納得できませんでした。何故そこまでこだわっているのかをもう少し丁寧に扱ってほしかったです。

しかし流石はスピルバーグ。おなじみの多数より少数派の考えが今作と見事にマッチ。引かれない程度の拷問、ベルリンの壁を登ろうとして射殺される民間人、終盤の交渉などで冷戦下の敏感なピリピリした雰囲気を十二分に感じました。
脚本がコーエン兄弟だったのでかなり皮肉った内容だと思っていましたがそうでもなかったです。