だいぶ話題の様子。平日昼間にもかかわらずtoho渋谷はほぼ満席でした!
冷戦の時代に詳しいわけではないですが、何を以って戦争と捉えていたか、どちらにつくかで生活の水準が変わる現状、中でも舞台となったドイツが東西に分断されるシーンは印象的でした。
ベルリンの壁が崩れる映像は何度も観れど、作られるシーンは初めて。
あくまでも宣戦布告をしてドンパチする戦争ではないから公式な国の介入はできなかった(すみません、勉強不足ですが)中で、米国だけでなく敵国のスパイに恩赦をかけ、それぞれの家族を守ったのが民間の弁護士だった、という実話が素晴らしいと思います。
ただただ職責をつとめあげることでそれを果たした主人公がカッコいい。考えさせられる作品です。
ところで ソ連スパイのアベルの"抱擁か後部座席に座らせるか"はどちらがどういう意味だったのだろう?そこだけが引っかかりました。