法月

海にかかる霧の法月のレビュー・感想・評価

海にかかる霧(2014年製作の映画)
3.7
なによりもカン船長(キム・ユンソク)の存在感で成り立ってる映画。
廃棄寸前のオンボロ漁船が魂の拠り所だったんだね。どんなことをしてでも守り抜きたかったんだよね、こんな船を.......

そんな船長と、一目惚れしてしまった密航者の娘を、なにがなんでも守りたかった引き網係りの下っ端、ドンシク(パク・ユチョン)との対決ストーリー。

カン船長、最後の最後まで海の男、そしてなにより船長だったよ、哀れなほどに。

惚れた女のために、家族とも呼べる乗組員仲間を敵に回してでも戦ったドンシク、お前も男だ。
けど、その果てに待っていたものは........

ドンシク役のパク・ユチョンは韓国ではスーパー・アイドルだそうですね。本格的な演技はこれが初めてらしいけど、大した役者っぷり。

それと、密航者の朝鮮族の娘、ホンメを演じたハン・イェリ、失礼ながら、美人過ぎないところが役柄にピッタリ。

ここで終るか!?という感じの潔いラストも凄くいい。
本当に後味の悪い話だけど、このラストシーンは美しいね。