すぽんてぃにあす

誰でもない女のすぽんてぃにあすのネタバレレビュー・内容・結末

誰でもない女(2012年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

秘密警察によって隠蔽された「生命の泉計画」。
この計画に関わった女性を題材とした作品。

レーベンスボル、通称・生命の泉。
また勉強になりました。
戦争に負け、多くの死者と出生率の低下。
辿ればやはり悲しい歴史の断片、負の遺産。
本当に悲しくなります。

そういった題材に触れ生まれた物語ではありますが、実話とは大きく違っているようですね。
それでも本作から学べること、感じることの多さには意義のある内容だなと思えました。

偽り続けること、隠し続けること。
感情移入してしまうと心が締め付けられるようです。
作品としては負の感情に満たされるだけですが、ためにはなった。