Mako

ゾーイの秘密アプリのMakoのネタバレレビュー・内容・結末

ゾーイの秘密アプリ(2014年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

ゼンデイヤのダンスシーンが格好いい:)
ディセンダントに出てたキャストが多くてびっくりしたけど、少し幼くて可愛かった笑


_______________
母の再婚により都心から郊外へと引越し、新しい父親と3人の男兄弟との生活が始まる。女子だけの都会暮らしと男だけの郊外での暮らしには違いが多すぎて、理解できない上に大切なものを壊されてしまい主人公に仲良くする気は無くなってしまう。
そんな中犬に言う事をきかせるアプリを使っていたところ、男性に対して言う事をきかせるアプリに変化したところから生活は一変。
雑な男子を紳士に変え、汚い男子に身嗜みを気にさせ、踊れない男子を華麗なダンサーへと変化させる。気に入ってる男の子とも順調に仲良くなる。兄弟も落ち着きのない奴には集中させ、めちゃくちゃなご飯ばかり作る子にはお洒落な料理を作らせ、部屋を散らかし汚す子は綺麗好きに変えた、うるさい父親には静かになってもらい、毎日は順調に思えた。
しかしそんな風に過ごしているうちに、揉め事が起きたり前までできていたことができなくなる子が現れたり、彼女自身もどこか偉そうに横暴な部分が現れ始めてしまい順調に見えた生活は狂い始める。
1番上の兄弟話した時、彼はまだ催眠は解けていない状態だが「もしかしたら君は男の子たちは何も考えていないと思っているかもしれないけど、案外悩んだりしているんだ」「僕も試合に大学へのスカウトにチームの為にも色々考えている」「最初は女兄弟なんてって思ったけど、君で良かった」と主人公に伝えた。
これを聞いた主人公は催眠を解こうと自分のチームとリーダーのチームのダンス対決があり、兄弟へのスカウトのくる大切な試合へと向かうがスマホが見つからない
彼女を良くも思っていなかったダンス部のリーダーが秘密を知ってしまい、スマホを奪ってしまっていたことがわかり、取り返す為に彼女の言う通りに犬の真似をする。
彼女の反省し懸命な姿をみて、家族や兄弟の催眠か解け共に犬の真似をし始めた。家族の絆は催眠にも勝り、どんな気持ちにも寄り添おうとする素敵な瞬間だった。
全ての催眠を解いた彼女は、気持ちを改めチームメンバーの意見を取り入れながら作ったダンスを披露しバトルに勝利する。
最後には家族全員で犬の散歩に行く穏やかな場面が映される。

例え自分の思い通りにいかなくても、誰かのせいにせず、時には相手に寄り添って理解しあう努力をする事が大切である。そしてどんな関係でも、何時からだとしても家族は寄り添い支え合えるのだと感じられた。
Mako

Mako