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「愛欲の罠」に投稿された感想・評価

hanadeka

hanadekaの感想・評価

5.0
一角座にて

これが日本映画
これぞ大和屋竺

世界最高の脚本

声も出ない
秋山道男がやってる腹話術人形の殺し屋のインパクトが凄まじい。人間か人形か分からないのがめちゃくちゃ怖くて、見ちゃいけないものを見た感じがする。引きのカットで見ると人形かなと思ってしまうのだが、寄りになると何となく人間に見えるという絶妙な分からなさ。大和屋竺つながりで言うと、このビジュアルが『ルパンVS複製人間』のマモーへと繋がっていくのかもしれない。

あと、話の転がし方のいい加減さというか自由さが見ていて気持ちいい。「延髄を撃たれたやつは笑って死ぬ」というセリフを大きなフリにして、案の定しっかりと延髄を撃ち抜かれて死ぬ男が満面の笑みを浮かべる瞬間。ここは爆笑した。
組織の凄腕の殺し屋が、組織に追われる事になる。ハードボイルドタッチ浪漫。
今作の主役は男。女優さんはおもしろ通訳の中川さん、ちょんの間の客引き賄い婆さんが印象残った。

「俺の撮りたい様に撮るんじゃ!」的な意思を感じた、実情は分からないけど。
話の展開が破天荒とゆうか、実は殺し屋が死ぬ瞬間に見た走馬灯なのかな、とも思った。「ここはこう撮るんじゃ!理由?知らん!」

殺し屋を追う、人形使いの殺し屋が絶品。夜中観ててびびった。おしっこ朝まで我慢した。
C

Cの感想・評価

3.8
ハードボイルド殺し屋映画。ロマンポルノって色んな映画があるな…
仕事をしくじった殺し屋が腹話術師と人形の殺し屋コンビに狙われる話。カツラ被った絵沢萠子かわいい。荒戸源次郎がタカアンドトシのタカに声とか髪型とかが似ててタカにしか見えなくて困った
一

一の感想・評価

-
サイコー。田中陽造×大和屋竺の荒唐無稽で超ポップなハードボイルド。ゲーセンでの空気銃による銃撃戦もすこぶる楽しいが、何つっても大男とマリオネットの殺し屋コンビが怖いしかっこよすぎる。天才。売春宿で朝飯が出てくるとこもイイ。バックでヤりながら女の背中をテーブル代わりに飯を食らう荒戸源次郎ヒドイ!映画館の舞台上から観客席のボスをあっさり射殺し、ご丁寧にこちらへお辞儀して終わる律儀なエンディングに拍手したくなる。チョイ役の中川梨絵もすごくキュート。
殺し屋なのに食べてるものが野菜中心でヘルシー笑
トラックで殺害現場に戻った時に組織の人たち自身で現場検証してるのが不思議…
撃たれてからのズラをかぶった絵沢萠子がかわいい。
売春宿の婆さんの「まさか惚れちまったんじゃないだろうねぇー」という台詞が大好き。
安田のぞみとのメシ食いながらの性交場面も笑った。
それにしても西郷とマリオが怖すぎる…

以下メモ。
◎主題歌
「朝日のようにさわやかに」
作詞 上杉清文
作曲 杉田一夫
唄 宗像笙
◎挿入歌
「センチメンタルヴギウギ」
唄 熊倉正雄
作曲 杉田一夫
ビビクチンスカヤ&ダイナミックエンゼルス
八王子セミナーハウス、殺し屋と原寸大の腹話術人形のコンビという素材のよさよな。
ShoMuroya

ShoMuroyaの感想・評価

4.0
「ポルノなんか見てロマンチックな気分になるやつがいるのか」みたいな事を大和屋竺は生前言っていたとか……。

しかしこの映画、他のロマンポルノに比べるとかなり異質・異色。ロマンチックにも官能的でもなく、シュールな映像と展開が続く。特に射的屋のくだりはさっぱりわからない……

殺し屋、組織から追われる身、死んだ女のトラウマ、人形、星と高(高川)という名前。脚本は田中陽造だが、大和屋竺が大部分のアイディアを出したのだと思われる。
組織に狙われた殺し屋の孤軍奮闘を描いた大和屋竺監督作品。70年代に入って、カラー映画になったことでモノクロよりもむしろ色褪せて見える不思議。主人公の前に立ちはだかる人形使いのキャラクターが面白い。ロマンポルノということで濡れ場多めとはいえ、ニヒルな世界観は健在。
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