資産家ウラジーミルの後妻におさまった元看護師エレナ。ソ連時代を知る中年女性の心理変化を通じて、連邦崩壊以降ロシア社会がどう変わったのかを描いた問題作。私とほぼ同世代のアンドレイ・ズビャギンツェフが…
『父、帰る』があまりに傑作で印象深かったので、ロシアの巨匠アンドレイ・ズビャギンツェフ監督をまた覗きたくなり3本目の鑑賞。
とても完成度が高いリアリズムを描き出している。
冒頭の長回しでその世界観…
経済事情が種を蒔いた高齢者再婚の無情感ひとしお。人間描写が丁寧、唯一胸のすく人物もいて物語に十分な奥行きを感じた。青色系が引き立つ美しい配色と計算された構図、手持ちカメラの演出やOpとEdショット…
>>続きを読む 完成度の高いリアリズム映画です。
映画の始まり方がよく、冒頭の数分で冷たい雰囲気やエレナが置かれた立場が分かります。エレナを演じる女優が綺麗すぎず、身近にいそうな中年の女性というのもいいです。
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空虚感
モスクワの街の風景には空っ風、登場人物には空っぽの心を感じた。
エレナの夫がジムに行く場面で、急に神妙なBGMが流れ始めたので、物語の急展開を予測したんだけれど、そうでもなく、事件が起こ…
なかなかの胸糞ドラマ
あんなクソ息子のクソ息子に大学行かせて何になるというのだ
見る人によって変わると思うが旦那の主張の方が圧倒的に正しい
TVから字幕付きで垂れ流れる音声、列車事故と何かメッセ…