東京国際映画祭コンペティション「マルセイユ・コネクション」の邦題で上映
「フレンチ・コネクション」でも描かれた、70年代のフランスの麻薬マフィアと警察との攻防を、判事を主人公に描く。
手に汗握るエンターテインメント性がありながら、映画的な工夫や技法が凝らされていて、135分飽きさせない。
「アーティスト」とは全く違うキャラクターのジャン・デュジャルダンをはじめ、ダンディーな役者陣をさばき切る演出力もすごい。
ギャンブル依存の過去がある主人公の判事をヒーロー然としなかったり、それぞれのキャラクターを対等な目で見る作り方もなかなか良かった。
マルセイユの空気感まで伝わる撮り方も見事。ロケが多いからかな??きっと美術さんも相当気合い入ってたんだろうな…ww