ロシア・ウクライナ戦争が緊張を高めるなか、ロシア映画を。
撮影はウクライナ・クリミア半島で行われたらしいが、
設定はカザフスタンと思われる。
主人公親子はロシア人ぽい顔ではなく、モンゴロイドが混じった顔をしている。(主役の女の子はロシア人と韓国人のハーフらしいけど)
ホントにセリフがない。
声もお父さんが飛行機の真似をして(ブーン)みたいな声をだしたのみ。
でも見ていて退屈じゃない。
幻想的なほど美しい映像に釘付けになる。
(タルコフスキーのサクリファイスを思い出すシーンもあった)
そして美少女を巡る三角関係、とくれば、
これは淡い恋愛ファンタジー映画なのかなと思いながら鑑賞する。
(ファンタジー映画って紹介されてたし)
しかし衝撃のラスト。
ラストが衝撃的と聞いてはいたけど想定外だった。
でも思い返せば伏線は複数張られていた。
今こそ、(特にロシア国民全員に)観てほしい映画。