ミミック

母娘監禁 牝〈めす〉のミミックのレビュー・感想・評価

母娘監禁 牝〈めす〉(1987年製作の映画)
3.8
海で始まり海で終わる。漂い続ける死の匂い。死んだように投げやり。自分を売り他人を売り親まで売った末に見る地獄。ラスト10分は白眉、カメラワークと母子の距離感が素晴らしい、あと冷蔵庫の使い方も。脚本は強引だがこの尺なら仕方ないか。初めは冴えないリーマンに見えた男が、徐々に本性を現して、終いにはヤクザにしか見えないのリアリティある。顔の知らない相手と会うリスクと言う意味では、テレクラもマッチングアプリも同じか。
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