「胸くそ映画」と言っている人が多いけど、思ったより胸くそではなかった。まぁ、アレはアカンやつやけども。
オリーくん見たさでカリコレに行こうかなと思いながら行けなかった本作。ポッシュのイカれた日常を描く。
うん、日本にもこういう悪ガキはいる気がするな…ニュースでも時々流れるけど、いくら地位や名誉があったとしても、その血縁者だとしても、倫理観は大事だと思う。でも、そこに群がる人たちがいるのもまた事実なんだよな。
「チリの闘い」の中でブルジョワたちはこんなことを呟いていたのかなと妄想してしまった。庶民は生活水準を上げろとウルサイとか、もともとは俺らのものなのに浅ましいとか。
もっとイケメンありきの映画かと思っていたけど、舞台の映画化とあり、割とちゃんとしていた。日本でしたらいかにもなアイドル映画になりそうなのになんとも英国らしい仕上がり。
抑圧された心は集団になると暴走する。
さぁ、「ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール」で口直しでもしようか。