まりも

シャンプーのまりものレビュー・感想・評価

シャンプー(1975年製作の映画)
4.1
大好きなハル・アシュビー監督作品。オープニングから喘ぎ声で始まります。外人て、最中に「ジーザス!」って言うのですね。どうなんだろう。と、そんなどうでもいい話は置いといて…
ウォーレン・ベイティ演じる、やり男美容師のお話です。この人、シャツの第6ボタンまではだけてます。ベイティはなんと、主演、製作と脚本まで手がけており、よほど思い入れがある様子。ちょっと設定変えただけで、ほとんど彼の実話なんじゃないかと思うお話なので、なかなか感慨深い。
ファックはしまくるが、愛を持てない男。彼がラスト、恋人に思いを吐露するのですが、これが本当にひどいクソなんです。が、正直すぎてなぜか爽やかさも感じたりする。何度か観ている作品なのですが、良さが全然説明できないのにへんに癖になる映画です。
あと、70年代の洋画で見る、床に直に家電話が置いてあって、電話が鳴ると拾うように持って話す。ってかっこいいです。今の家電だと、なぜかさまになりませんが。
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