好きと言っていいでしょう

おいしい生活の好きと言っていいでしょうのレビュー・感想・評価

おいしい生活(2000年製作の映画)
3.7
ウディ・アレン映画にヒュー・グラントが出ているとのことで見てみました。

ヒューはいつもの感じのキャラで、表向きは良い男性でした。良い面しか映ってないのに、軽そうに見える感じがすごいです。

ウディ・アレンは過去に銀行強盗して失敗して捕まるが、もう1度再チャレンジするという役で、全く強盗のイメージに合ってないですが、まさにその通りのキャラで隣の店から穴を掘って強盗するという破綻してる計画を進めますが、穴を逆の方角に掘ってしまうというポンコツさを披露してました。

しかしあることがきっかけで大金持ちになっていきますが、強盗することに反対してた奥さんが上流階級に傾倒して、逆にウディ・アレンが満たされすぎて物足りなくなるという正反対の現象が起こってしまうという皮肉な展開になりました。

成金感がすごいシーンは結構な痛々しさで描かれていました。ヒューは成金になった奥さんの前に現れます。

最後は意外に平和な形で終わりました。