惡

くもとちゅうりっぷの惡のレビュー・感想・評価

くもとちゅうりっぷ(1943年製作の映画)
3.3
今で言えば丸尾末広っぽい絵柄で擬人化された昆虫達のオペレッタ。
二万枚の作画で描かれた17分は贅沢過ぎるし、雨の水滴が絡まった糸の叙情感は語り尽くされた感がある。

ちゅうりっぷがてんとう虫を蕾の中に入れるところが信じられないくらいエロい。

幼少期の松本零士と手塚治虫が同じ劇場でこれを観たっていうのピストルズの初ライブエピソードっぽい。
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