うろもとうとか

北の国から'95秘密のうろもとうとかのネタバレレビュー・内容・結末

北の国から'95秘密(1995年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

実家に初恋と今作だけTVを録画したVHSが
あった為何度か観た記憶があり印象深い下り
死の淵を彷徨ったってのもあるからか
足の後遺症な演技以上に
巣立ちから直近で観ると3年で大分
モノマネをよくされてたような
印象的な五郎さんの演技とは
違う演技プランに感じる五郎さん
素に近づけたのかな?
純と螢も純と螢って言うより
吉岡秀隆と中嶋朋子が完成されていっている感
内容は引き続き重量感があるけれど
巣立ちと比べると大分シャープな印象
いい意味で正吉が一気に別人
巣立ちのときは正直子役上りで
なりゆきな配役感が出てた部分もあったけれど
(それもそれで計算な部分もあるのかもしれない)
かなりいい俳優になってる、やはり推し
そりゃ秘密というタイトルなんだから
当たり前ではあるけれど
小さなモノから大きなモノまで
ほぼ全ての役にそれぞれの秘密を
違和感なく持たせるというか絡ませるというか
実際現実的にそういうものだから
違和感がないのかもしれないけれど
また凄い脚本だったなと心底思う
純と五郎さんの信頼関係を壊す可能性を
秘めてるから複雑ではあるけど
今回の一連でキモチが明るい方向性
なのが唯一五郎さんとシュウの絡みだから
二人のシーンの安心感というか
ほっこり感が凄い
そして暖炉の前で螢への思いで
溢れてしまう五郎さんの涙が
秘密で一番美しい涙だった