素晴らしい!笑った!
普通を装ってるがオーウェン・ウィルソンが一番ヤバい(笑)!
ニューヨークでセレブで男女の皮肉な群像劇で男がオロオロして、となるとウディ・アレンだろと思いきや、ボグダノさんがやってくれました。しかもアグレッシブ度は3割増し!女が男を殴る殴る(笑)!
でもウディが主に人生の皮肉を描くのに対し、この映画は「映画そのもの」への愛を描いていたような。(ウディにも『カイロの紫のバラ』とかあるけど…)
冒頭で、人生大変なんだから映画の中では楽しみなよ的なことが言われるけど、その裏には作り手たちの「俺たちだってそうやって映画に助けられてきたんだからさ」という思いが感じられる。だって最後のあの人の登板がそう考えざるを得ない(笑)
心のベストテン第1位になるような作品じゃないけど、最高に可笑しくて可愛くて観る人を元気にさせてくれる映画。…ということは、やっぱり素晴らしい映画!