ぶっきらぼうで人嫌いの偏屈爺さんが、隣に引っ越ししてきた小学生と徐々に心を通わせて… ん?『グラントリノ』かな?
まあプロットは良く似ているけど、偏屈爺さんがイーストウッドのそれよりも少し明るくってロクデナシ。悲劇も待っていない。それはソレで、真面目な小学生を少し大人のワクワクスポットを連れまわす、と言う大好物な展開なので面白い。
ラストはもちろん目から汗が流れる展開、悲しくて落涙ではなくて心が晴れ晴れしての感涙するので、この時期(コロナショック時)に見ると何だか安心する。
ただ、邦題。何だか「いい話見せますよ~、自分を成長させますよ~」感が強くて気に入らない。
原題を直訳すると『聖ヴィンセント』、かな?それでもよかった気がするが…