nanaten

ズートピアのnanatenのレビュー・感想・評価

ズートピア(2016年製作の映画)
5.0
中学生くらいのころ観たけれど再視聴。かわいい!楽しい!大切なことを言ってる!という印象はそのままに、もっとその言葉を肌に感じられたなぁ。
タイトルの出し方こんな風だったっけ!笑
ストーリーが本当に巧みで、普通に面白くてテーマについても考えさせるのすごすぎる。これは人種でも性別でも生まれでも、もしかしたらそれらが全て同じ人達同士でも起こることなんだよね。誰ひとりとして同じ人はいないんだけど……意地悪だった人物や犯罪に走った副市長までもが差別に苦しんで自信を失った一人だったことで、より一層そう感じた。特に日本は無意識のうちに根付いてるものが多いと思うから本当に気をつけたい。警察署の椅子がもともと全部大きかったりとかね。
両親は「失敗させたくない」の一心なんだろうけど私の周りにも既視感があって解像度に唸ったなぁ。
ジュディもニックも正しい視点を持っている。そのはずなのに、ジュディが少しの歪でニックを傷つけてしまうのが印象的。キツネよけも捨てられない。現実は難しいよね。
ジュディはもちろんだけどニックのキャラが良すぎる。きっと諦めて上手く生きてる人の方が大人には多いよね。
意地悪だった幼なじみの「自分に自信がなくて」という言葉が印象的だった。誰かのせいにしてちゃダメ。自分を知り、自分を変えることからはじまるというメッセージが響いた。
アニメーションとしても最高!電車のシーンは止めてくれって思ったけどw
主題歌も大好き!ガゼルの話し声と英語の歌声が違いすぎるのはちょっと笑っちゃった。歌詞も日本語だと入り切ってない印象。言葉じりも差があると思うし、英語版も見てみようかな!
チャプターをみて。ナマケモノはどうやって電車降りるんだ、と思ったけどそうか車社会なのかな?てか免許センターは適職じゃ無さすぎるw
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