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ズートピアのろのレビュー・感想・評価

ズートピア(2016年製作の映画)
4.7
自分を見失わず、夢を追い続ける...!

TOHOシネマズ梅田で行われた試写会へ。
ディズニー映画を劇場で観るのは「トイストーリー3」以来!いや~想像以上に面白い作品で、一緒に鑑賞した友人と大興奮のまま劇場を後にしました。

警官を夢みて田舎からズートピアにやってきたウサギのジュディ。あることをきっかけに詐欺師をしているキツネのニックとタッグを組むことに。行方不明の動物たちの捜索を続けていくと...

個性的なキャラクターがたくさん出てきて とにかく楽しい!
監督やスタッフは2週間ケニアに行って動物たちの生態や習慣を研究したとか...!
特に動物の毛はすごいですよ!ヒツジの毛がふわっふわ!「ずっと触りたかったんだよなぁ!」と言いながら撫でまわすニックがうらやましい!笑

好きなキャラクターはナマケモノのフラッシュ。彼は免許センターのスタッフなのですが、表情の変化、しゃべり方、動き、すべてがゆっくり(笑)でも車の運転は速度違反をするほど(笑)とてもユニークなキャラクターです!

私と友人が好きなシーンはジュディが列車に乗ってズートピアに行くところ。
北極、砂漠、熱帯雨林を通って大都市ズートピアへ。窓から見える風景がどんどん移り変わっていきます。一面真っ白で色とりどりのネオンが光る街、黄土色の砂に覆われている地域、木々が生い茂り鮮やかな花が咲くジャングル。「すごい!こんな世界があったんだ!」ジュディと一緒にワクワクしてしまいました。特にすごかったのは熱帯雨林のエリア。列車の窓についた水滴の垂れ方がリアルすぎる!本当に驚きました!

この物語の面白いところは謎解き要素があること。
なぜ動物たちが行方不明に?
どうして狂暴化?黒幕は誰?
この事件を起こした動機は?
母の影響でホームズはじめ、コロンボ、モンク、ポアロ、マープルなど刑事・探偵ものが大好きな私。ジュディとニックが真相に迫っていく姿に思わず見入ってしまいました。

隣で観ていたご婦人も大いに笑い、
劇場を後にするサラリーマンも幸せそうに微笑んでいた。
きっと誰もが笑顔になれる作品。
そして家族はもちろんですが、大切な友人と観に行ってほしい。ジュディとニックの友情に共感できるはずです!

(ちなみに...今回 吹き替えで観たのですが、個人的に日本版の主題歌はあまり好みではありませんでした...その点では字幕のほうが良いかもしれません。)

最後に、、
ディズニーのホームページで「ズートピア診断」ができます。これは「もし自分がズートピアの住人だったらどんな動物か」を診断してくれるもの。ちなみに私は体力と器用さと感性が極端に欠け、忍耐力が抜群にあるパンダでした(笑)
皆さんは何の動物でしょうか?
ろ