恥ずかしい話だけど、冒頭20分、必要以上に感情移入して涙が…。（泣くとこそこじゃないから）
夢見て都会に出てくる田舎娘と、その挫折ストーリー…ってありふれてるけど今の私には切実に刺さる。描写がまたいちいちリアルやし。親から電話がかかってきたときの嬉しさと、同時に感じる温度差とか。一人分の食事をチンして食べる虚しさとか。元気出したくて音楽かけたら♪オールバイマイサーイド♪とか。
も、小ネタの仕込み具合がさすがディズニー。仕事が丁寧。これこそプロフェッショナル。
最近のディズニーお得意の、自虐ネタも効いております。
水牛ボスの台詞。
「人生はミュージカル映画じゃねぇんだ。ありのままを受け入れろ。 Let ...it...GO!!」
あ、はい、本題。
最近のディズニーは、夢のあるストーリーと現実とのバランス感覚が本当にすごい。
ヘイトスピーチの話なんて、子どもにしてもわからないだろう。でもこの映画を観た子には、きっと伝えられる。
今日も世界はどんどんグローバル化していって、いろんな人や文化が出会うようになっていく。
恥ずかしい話だけど、東京の街でも国籍関係なくみんな幸せに暮らせたらいいなあなんて、柄にもなく思った。こういう風に、素直な気持ちになっちゃうのがディズニーマジック、ですなあ。
