Rosso

ズートピアのRossoのレビュー・感想・評価

ズートピア(2016年製作の映画)
3.9
は〜〜〜ん舐めてたね、ええやん...

開始10分程度で容易に想像した
“周りから無理無理現実見ろやと言われながらも努力で乗り越え警察になって、案の定職場でも蔑まれるものの腐らず努力して結果を出しみんなからの賞賛を得るサクセスストーリー”

だとね、そこまでだと思ってましたよ。
仮にそこまででも十分すぎるキャラの動きの可愛さや動物の特徴の使い方で加点ありますけど、
まあディズニー映画でしょはいはい的なね。

いや〜ジュディたんの会見でニックと同じくらい凍りついてしもうたよ。
やっぱね、先天的に思っていること且つ科学的にも証明されてることなんていうのはポロッと言葉に出やすいですよね。
当人が意図せずとも差別に加担してまう、誰かの心にひびを入れてまうこの感じよ...
さらに社会的地位の強まった人の発言なら尚更効果抜群。

多様な人種が共生するアメリカ社会への風刺がもうもう、そこまで踏み込むかディズニーと感嘆しましたね。
でもさすが確信的なんだけれどもふんわりチクっと指摘しつつ、最後は爽やかにトライエブリィスィング!!ですから。
その辺の塩梅は上手。

ユートピアっつうのは努力ができて他者への共感や慈愛を持てる者が集まって初めて創造できるかどうかみたいな理想郷だと思ってるのでね(だと思いません?トマス・モアさま)、この環境に身を置けば何にでもなれる!(ときめき)ってのはどうなんかなと思ってたあたりも見事に見透かされてましたね、いやはや。

ちなみに私ケモナーみたいな性癖一切ない人ですけれど、あれおかしいなジュディたんが可愛く見えてしまうの何でだろうな...(疲労)