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ズートピアのninaのレビュー・感想・評価

ズートピア(2016年製作の映画)
4.0
『現実はとても厳しい。誰にも限界はあるし過ちを犯します。でも、だからこそ共感し合えるんです。互いを理解しようとすれば、もっと輝けます。』

誰でも何にでもなれる街、ズートピア。
たしかにそんな街は理想だけど、現実は物語のようにそんなにうまくはいかない。
だからこそ、努力が必要。分かり合えるように、差別がなくなるように、互いの差を埋めあえるように。
そんな大事な当たり前のことを、忙しく過ごす中で、大人になるにつれ私たちは忘れてしまう。
ディズニー映画は、こうもいとも簡単に思い出させてくれる。
2回目の鑑賞だけど、やっぱりハッとさせてくれる映画。
全ての人と手を取り合い仲良くするなんて無理があるけど、それでも努力することはできる。
みんながそう変わっていけば、この世界はより良くなる。
私が「変える」のではなく、私が「変わる」ことで、世界はより良く変わる。
メッセージ性の強い映画です。ディズニーだからと舐めてはいけません(笑)

最後の、ニックが「俺のこと好きだろ?」って言って、ジュディが「私?ええ、大好きよ」って言うとこ、あれせこくない?
こんなほのぼのラスト良すぎて、もう文句の付け所ないです。
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