ディズニー史上最高と言っていい映像美！
だけど中身は所々に焼き直しっぽさを感じた。
まずはじめに申し上げると私は海外3Dアニメーションの立体的なキャラクターはあまり好きではないです。
特に女の子が全員「フフン」みたいな眉毛と口の端を吊り上げて笑う顔がみんな一緒で、おまえら親戚かなんかなの？って思う。
元々一人のキャラに一人の専属スタッフを雇って顔の絵はその人だけに描かせていた時代もあったと思うけど、今はどういう風に作ってるんだろう？
どうも表情のバリエーションは普通に平たい絵だった時の方がある気がする。
女の子の強気な表情は、アメリカの女の子がよくする顔なのかも知れんが笑
南の島の民族のお話だから、皆名前もそれっぽいし肌も黒めで恵体。
やたら陽気に歌いまくる皆さま。
島の珊瑚礁の外は大嵐だからそれより中の世界しか知らない島民たち。
村長(むらおさ)の父を持つモアナは、禁止されても珊瑚礁を越えて外の海に出たい！
と主題歌スタート☆
耳に残るし開放感のある歌だ。
でもなんかレリゴーとかぶる！笑
更にレリゴーの方が切実だったので比べるとインパクトに欠ける。
(ちなみに英語版の方がよかった)
何回か流れるけど、2回目の島を出る時の方が感動しましたね。夜の海とエイが綺麗でうるうるした。
やっぱ切実さがカギかな？笑
巨大ヤシガニからマウイの武器を取り返すくだりは、ネオンカラーとヤシガニの顔が怖くてちょっとアブない雰囲気を感じたぞw
子供はあれ怖くないのかな？
なんか楽しくなくて嫌な不気味さだった、、キモい、、笑
海という大自然には選ばれしモアナちゃんはその時点でラッキーガール過ぎるけど、海がモアナちゃんの指示通り動いてくれるんなら船旅必要ないやん？極端な話モーゼの如く全部海が避けてくれれば徒歩で済むやん？
そもそもモアナはそこ以外行き当たりばったりで全部海とマウイと運に助けてもらってるやん？
マウイもマウイで、アラジンのジーニーの人間版みたいな印象を受けたかな笑
面白かったけど、、彼も生い立ちのわりに切実さ不足。
イケメンキャラじゃなくてもいいけどいまいち中途半端で魅力的に作りきれてなかったように思う。
2人が喧嘩して仲直りする流れもその場その場やん、、。
海を冒険して敵を倒して武器を取り戻して女神さまに心を返しに行くとか心踊りまくるはずのストーリーなのに、なんか箱庭見ているようなスケールの小ささを感じたのは、多分苦労が足りないからw
モアナ寝るなよw
良いなと思ったのはキウイ(ココナッツだっけ？)みたいな海賊と、マグマの化け物テ・カァとの戦闘シーン。
カメラアングルというか、臨場感とキャラの動きが素晴らしかった！特にテ・カァを避けながら山の間をすり抜けるのはまるでゲームのボス戦みたいだった笑
テ・カァのデザイン雑wと思ったけどそれがまた良かったw
そして待望の世界の全てを作りし女神さま登場…
私「モアナじゃん！！」
いやモアナじゃないんですけど、テ・フィティ(女神さま)ほぼモアナと同じ顔やったwこの世界の女人みんな顔似すぎぃ！！
他には…
・ゼンマイ仕掛けみたいなアホ鶏のヘイヘイ(マスコットキャラ)の扱いが酷過ぎて笑えなかった…汗
犬神家はちょっと笑ったけど。
・航海の時水も食料もほとんど積んでなかったけど、モアナってご飯食べなくても平気なの？
・大人数で航海してる映像でも皆の寝たりご飯食べたりするようなスペースないでかいイカダみたいな船だったけど、この世界って1日くらいで他の島に着けるの？
・夏木マリの演技力は認めるけど今回ばかりはばあばが喋る度湯婆婆にしか聞こえんかったw
あと歌はあんまりうまくなかったから歌上手な人に声当ててほしかったな。
などなどあらゆる所が気になって仕方なく、映像は目を見張るほど綺麗だったし海を使ったギャグシーンも新鮮ではあったんだけど、中身は全然入り込めなかったのよん、、。
私の心が汚れてるのかなww？
各キャラにもっと深みを持たせてほしかったかな〜。
ファミリーや恋人や友達と楽しく観る分にはよい作品だと思いますよ！
