カント

モアナと伝説の海のカントのレビュー・感想・評価

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)
3.8
水も食料もトイレも不要。大海原を舞台にした女の子モアナの冒険!

…以下、どうでも良い考察。
「連れてって♪連れてって♪連れて~って♪」のCMでお馴染みのスパリゾート・ハワイアンズは我が郷土、福島県民(浜通り南部)の誇りです。(※邦画「フラガール」参照)
▼そのCMでは、お母様がココナツ・ブラを着用して踊っています。
……さて明日は衆議院選挙ですが地元では芸能祭りで、近所のおばちゃんが(選挙そっちのけで)フラを披露します。そこで「ココナツ・ブラを付けて踊るんですか?」と聞いた所、ココナツ・ブラはハワイアンではなく本来はタヒチアンよ、との事。
ハワイアンズのCMは、南洋のイメージ優先と言えますね。
▼本作は、モアナとマウイの冒険で、マウイの名前はアメリカのハワイ州マウイ島からのネーミングかと勝手に思っていたら、南大平洋が舞台だそうで…マオリ族の風俗とポリネシアン、タヒチアン、ハワイアンなど色々な文化を織り交ぜた構成で舞台を設えたようです。
マウイはマオリ族の「ハカ」で気合いを入れてるのでニュージーランド近海のマオリ族にまちがいありません。
おそらく11世紀頃の、マオリ族の神話が形成された時代をベースに舞台を構築したのでしょうか。
そうすると、モアナはトンガかツバルか、その辺の出身でしょうか。
北大平洋のハワイが舞台ではないようです。

▼モトヌゥイ島の村長の娘モアナ。
半神半人の戦士マウイ。
モアナの父母とお婆さん。
子豚のプア。鶏ヘイヘイ。
海の女神テ・フィティ。
溶岩の魔物テ・カァ。

登場人物も少なくて物足りない感じですが、南洋の先史時代の神話物語として鑑賞すると良いのかも。
▼ココナツ・ブラを着用して踊ると乳房が擦れて丸くミミズ腫れになるので、着用の際はココナツ・ブラの裏側にヌーブラを仕込むと良いかも。
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