Kaya

モアナと伝説の海のKayaのレビュー・感想・評価

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)
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村長の娘として生まれたモアナが、心の石を奪ったことで行方不明になったとされるマウイを探し、共に心の石を元あったテ・フィティのもとへ戻し、海をむしばむ闇を食い止め、再び豊かな自然を取り戻すために奮闘する冒険物語。

今までのディズニープリンセスとはひと味違い、マイノリティな立場と見なされやすかった民族の人々と文化が物語の主軸となり、多様性を認め、ひとりひとりが尊重される世界になっているんだな、と観ているだけで心が温かくなった。

そして、映画内でしきりに謳われるのが「心の声を聞いて、本当の自分になって」
というもの。
特に日本の国民性は、「おもてなし」の文化や謙虚さなど素晴らしい面もたくさんあるが、逆に捉えると、誰かの期待に応えることや他人からの評価に重点を置き、自分自身は後回し、という面があると感じる。

わたし自身、心の声を無視し続けた結果体調を壊してしまった。
それをきっかけにカウンセリングを受け、「ありのままの自分でいい」
「自分の本当の心の声を大切にする」
という考え方を知った。

しかし、そのような考え方に敏感になると、実は昔からその大切さを教えてくれていたものはこの世にたくさん存在していたことに気づく。
例えばアニメの世界だと
ドラえもん、アラジン、アナ雪、セサミストリート、ワンピース…などなど

これらが爆発的な人気を誇る理由は単にキャラクターや物語の面白さだけでなく、人々の心の奥深くに眠るものを呼び覚まそうとしてくれているからかもしれない。

多忙を極める現代人にとって、楽しみながら2時間ほどで大切なことに気づけるこのような映画はかけがえのない宝物だと思うし、より一層大好きになる💓