Moeka

さらば、愛の言葉よのMoekaのレビュー・感想・評価

さらば、愛の言葉よ(2014年製作の映画)
3.6
粗筋すら読み取る事が難解な物語。思想を含んだ言葉を散々並べておきながら論理的思考に縛られたお前らの現実を一度手放せと語るゴダール皮肉屋がすぎる(褒めてる)独特の色彩が流れる映像は大部分を自然が占め、その中に愛や性、社会や生活がある。映像をあるがままに受け止める、全編に渡って登場する犬のように自分の目で見てみろと諭してくる相手がゴダールというのが納得がいかない(褒めてる)

想像力をかくすべての人は現実へと逃避する 考えないということが 思考に悪影響を及ぼすかどうかはわからない さらば あの頃が1番よかったとでローリエがいった
大切なのは過去の感情や経験ではなく静かなる粘り強さである 哲学は1つのものが別のものを含む限りその存在が1つの問題となる
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