himaco

いしゃ先生のhimacoのレビュー・感想・評価

いしゃ先生(2015年製作の映画)
3.4
昭和初期の山形県。
「いしゃ先生」と呼ばれ、無医村で女医として生きた志田周子(ちかこ)の実話。

東京で医者になったばかりの周子は、父の知らせにより急いで帰郷する。
『無医村のこの村に医者を置きたい。』村長である父の頼みを断れない周子。

診療所を開いたものの、まだ若い上に女である周子は村人の信頼を得られない。
さらに当時は病気を医者に診てもらうという文化がなく、貧しい村人たちは医療を受けるにはお金がかかるだろうと周子を拒絶する。

観てて、ここまで言われても尽力しないといけないものかと腹立たしく思う。

数々の試練を乗り越え成長する周子、そしてその生きざまが胸を打つ。
himaco

himaco