ピートロ

解放区のピートロのレビュー・感想・評価

解放区(2014年製作の映画)
3.5
西成のドキュメンタリーを撮ろうとするADが主役の劇映画。
大阪府からの助成金打ち切りなどのゴタゴタを聞いていたが、それほど西成に関するショッキングな映像はなかった。
監督演じる須山の絶妙なキモさがすばらしい。
引きこもりの弟役の俳優に既視感があったが、濱口竜介の『親密さ』で主演をつとめていた佐藤亮だった。
須山が工事現場監督に言われる台詞「お前のリアリティなんやねん。まず、そっからやろ。人の生活覗いてリアリティって。ホンマもう意味わからんで」。
テーマ的には西成潜入過激ルポというよりは『さよならテレビ』。
『わたしたちに許された特別な時間の終わり』が未見なのでこちらも観たい。