あおい

真・仮面ライダー 序章のあおいのレビュー・感想・評価

真・仮面ライダー 序章(1991年製作の映画)
3.3
改造兵士レベル3、人はそれを“仮面ライダー”と呼べるか…

仮面ライダー20周年を記念して作られた作品。これはちびっ子が理解できひんというか、もはやちびっ子は観たらあかんレベル。

◎ストーリー
怪しげな父親の実験に協力する風祭真は、知らぬ間に改造を加えられ、怒りによって目覚めるバッタの戦士へと変貌してしまうのだった…

一応13番目のライダーやけど、どう見てもライダーには見えない( ^ω^ )そもそも「変身」の掛け声もないし、ベルトもないし、戦い方もグロいし、ライダー要素0。

石ノ森章太郎が原点に帰るという意味で作ったそうですが、1号ってこんなハードじゃなかったような…

ライダーになる経緯、戦う意味なにかもベリーハード。こんな過酷な運命を背負ったライダーがいたのか。そんで特にラストがゲキ重。あんまり繰り返し観たくない感じ。

あと観てて思ったのが、ストーリーが「ザフライ」にちょい似てる。変身モーションとかラストとかかなり意識してるように感じた。

戦闘シーンは、アマゾンを凌ぐほどワイルド。ワイルドというかただの殺人。脊髄引っこ抜くライダーは初めて見た( ^ω^ )

完全にライダー好きな大人向けの映画。仮面ライダー作品やと思わず、一種のSFスリラーと思って観るのもアリ。

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