みゆう

マウス・オブ・マッドネスのみゆうのネタバレレビュー・内容・結末

マウス・オブ・マッドネス(1994年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

怖くはないけど面白かった。自分がいつのまにか物語の主人公になってて、現実なのか物語の中なのか分からなくなってくるやつ。昔の世にも奇妙な物語でやってた、香取慎吾が主役の台本通りに世界が動いてる話を思い出した。

途中で出てくるリンダのエクソシストの首が上下逆さまバージョンみたいなブリッジの状態で車から降りてくるところ好き。町から逃げようとしても元の場所に戻ってくるループはちょっとイライラするけど、実際だったら怖いだろうな。

ホテルのおばあさんが見た目に反してマッドなの良い。カウンターの足元で旦那さんを裸で手錠でつないでいるところかなりウケる。狂人笑。そのあと触手のモンスター化してて面白かった。あと、リンダもモンスター化してて、細い触手がドアの下からピルピル出てたところは「遊星からの物体X」だなぁと思った。あのピルピルはちょっと苦手。

ラストの自分の体験が映画化されてそれを自分で鑑賞するっていうのは良い終わり方。トレントがそれ観て笑いが止まらなくなるのも、もう狂ってるんだなって感じがして良いラスト。終わり方好き。精神病棟が暴動に巻き込まれて?トレントの収容部屋のドアが開いて、トレントが外に出たところはバイオハザード2みたいだった。人も居なくなってたし。そんな状況で映画館行ったのに、ポップコーンはあるんだっていうのはツッコミどころでちょっと面白かった。
みゆう

みゆう