予告観た時にめっちゃ面白そう！って思った作品なんですよね。田舎でも遅れて上映してくれていたので観に行きました。予想していたのとはちょっと違っていたけど面白かったです。
これアレクサンドル・アジャ監督作品でね、でも今回はホラー色弱めな感じなんですよ。彼自身が発言しているように『ヒッチコック的な、ゆがんだ、ひねりのあるスリラー』を感じられる作品になってます。そして、それだけに留まらず人間の隠れた本質を見事に映し出していると思うし、モンスター映画のようでもあり、子供の繊細な心の中を泳いでるような感覚にも陥る。
キャストも好きな人ばかりでね。サラ・ガドンは相変わらず美しかったし、何しろアーロン・ポール演じる父親がものすごく良くて！あのラスト近辺めっちゃ泣かされたんですよ！序盤では疑われる役柄の彼が、まさかあんなに感動を与えてくれるとは思いもしなかった。やっぱりアーロン・ポール好きだなぁ。
ちょっと思い出した映画としては『ink』とか『さよなら、ぼくのモンスター』かな。感覚的なものですけど。
この映画を通して、ルイが闇の中を彷徨い歩き、光を見つけるまでを観届けられてよかった。私は好きな作品になりました。
