あおい

ルイの9番目の人生のあおいのレビュー・感想・評価

ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)
3.5
生と死の間で見た、本当の愛とは…

こういうの「世界仰天ニュース」でみた!人間の脆さと若干のファンタジーが絡んだサスペンスドラマ。
あのフジツボパパ、完全に「パイレーツオブカリビアン」やん( ^ω^ )オーランド・ブルームのお父さんやん!

◎ストーリー
ルイは産まれながらに不幸だった。帝王切開で何とか世に出るも、毒グモ・毒バチに襲われ、感電し、毎年食中毒にもなった。そんな波瀾万丈な彼もようやく9歳になろうとしていたのだが、この年の不幸は断崖から落下するというものだった…

結末がネタバレに直行なのですが、要は病んだ人間が一番怖い!そんで精神病ってほんま常人には理解できひんなって思った。罹患したらしたで、そりゃ悩みはあるんやろうけど。

結構物語中盤までよく分からない展開が続いて、突然ファンタジーチックになります。しかしそれもまた、あのラストへの布石であって。ラストありきの映画で、全ての要素がラストに繋がっている。それ故瞬間的な驚きはあっても、ずっと覚えてられる映画ではないかな。

とにかくお父さんがほんまに良い人で、本物の愛ってのは言葉じゃなく、行動に出ることがよく分かる。そして、お母さんは綺麗すぎる。まさに魔性の女でした。

「フィフティ」シリーズのジェイミー・ドーナンも出演。

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