ルイの9番目の人生の作品情報・感想・評価

「ルイの9番目の人生」に投稿された感想・評価

あん

あんの感想・評価

3.6
不思議な男の子の話かと思ったらそれだけじゃなかった。
音楽や映像がちょっとフランス映画っぽくて(フランス映画あまり観てないのでイメージ)綺麗だったけどとても切なくて、苦しくて、泣けた。
カツマ

カツマの感想・評価

3.7
謎の数珠繋ぎが連なりながら噴出し、本当の謎の輪郭は海の底へと隠された。記憶の断片がパズルのピースのように散らばりながら、時間軸を迷宮の中へと惑わせる。捻くれた子供、美しい母親、消えた父親、何かがおかしい、何か違和感がある。だが、その違和感が解かれた時、パズルのピースはすでに手の中にあったことを理解した。心理の迷路という名のサスペンス。真相は記憶の底に沈み続ける。

元々リズ・ジェンセンの原作小説『ルイの9番目の命』に目をつけたのは名匠アンソニー・ミンゲラだったのだが、彼の死により企画は一度座礁する。だが息子のマックス・ミンゲラがそれを引き継ぎ、こうして映画化へと漕ぎ着けた。監督には『ハイテンション』などバイオレンス映画のイメージの強いアレクサンドル・アジャ。こんな感動型のサスペンスも撮れる人だったとは、彼の引き出しを増やした作品として記憶されていきそうです。

〜あらすじ〜

9歳の少年ルイは今までに死んでもおかしくない悲劇に8回も見舞われてきた悲運の連続。そして9回目の悲劇は家族3人でのピクニックの最中に起こってしまった。ルイは崖から転落し、海へと落下。何とか一命を取り留めるも植物状態となってしまう。母ナタリーは病院で悲嘆に暮れ、父ピーターはピクニックの後に行方不明となっていた。
ナタリーとピーター、二人の夫婦仲は悪かった。姿を消した父親がルイに危害を加えに戻る可能性もある中で、精神科医のパスカルはルイを何とか目覚めさせようと心を削るも、その効果も薄いままだった。悲しみに暮れるナタリー、美しい彼女と接しているうちに、パスカルは徐々に彼女に惹かれていってしまい・・。

〜見どころと感想〜

この映画はジャンルで言ったらサスペンスだが、サスペンスオンリーの物語ではない。ラブストーリーでもあり、スリラーでもあり、感動ドラマでもあるのだ。それはまるでギレルモ・デル・トロやJ・A・バヨナ作品のような、悲しみの中にある優しさにスポットライトを当てるかのような、スプーン一杯ほどの切なさが込められている。

眠り続けるルイの記憶の中に答えはあるが、確信のページは破られ、最後に復元されて現れる。果たして、ルイが何度も死にかけるのは何故なのか、本当の愛はどこにあるのか、それらの謎を紐解きながら、家族の中にあった光と闇にそっと焦点を合わせていく。

〜あとがき〜

この映画は伏線回収型の作品。しかし、伏線が細かいので、繋ぎ合わせていくのは少し大変かもしれません。とはいえ、家族3人それぞれの行動の意味を考察していけば、さほど答えに辿り着くのは難しくないかも。サスペンス的などんでん返しを期待するよりも、感動ドラマとして見ていくと、よりこの映画が好きになれるような気がしましたね。
ユーキ

ユーキの感想・評価

3.6
ルイが可哀想すぎるわ。
くま

くまの感想・評価

3.3
途中で展開読めたかな。
ペティ

ペティの感想・評価

3.7
ルイがとにかく可愛いです✨
愛おしいです✨
ルイの選ぶ言葉すべてが大好きです✨
なかなか辛いお話でした。
最初はホラー系なのかなって思いながら
見ていたのですが、エンディングに
近づくにつれてルイは本当に
愛されていた存在だったんだと
気付かされる物語でした。

愛情っていうものは、本当に伝えるのが
難しいものなんですね。
愛すれば愛するほど伝わらなくなる
可能性をもったものだと
感じさせられた作品でした。
Yusuke1210

Yusuke1210の感想・評価

3.8
想像以上に面白かった!
みう

みうの感想・評価

4.3
なんかで予告たまたま見てこれは這いつくばってでも映画館で見たいと思い上映初日の朝イチに1人で見に行ったガチ勢なんだけど、とにかくこれは映画館で見れてよかった。上映館が少なくて周りで見た人1人もいないのがすごく残念。
個人的にこういう外国映画すごい好きなの!ルームとかワンダーとかさ子供メインのヒューマンドラマ?系。最高ですよね。
思ってたよりもはるかにドロドロしてて母親のイカれ具合が素晴らしかったな。もはや褒めてあげたいくらいキチガイレベルが凄かった途中で鳥肌立ったもん。そしてあの苔の塊はちょっと怖くて何回か見れないから出てくる時は目瞑ってだけど最後チラッって見たら普通に苔だった。ただの海藻死ぬほど巻きついた生物だった。怖いけど。
それにしてもこんな夫に出会いたいと思える素敵な夫さんでお父さんだったな。最後の方パパの言葉に泣かされた。もう1回見たい記憶があやふやになってきてるからまた見直したい!
ダメな母親だけど息子はちゃんとママを見捨てないところが愛だよな〜、私はあんなママ嫌いだけどあそこまで結婚しても女捨てれないところ逆にすごいなって思った美意識と性欲の塊だった。すごい。
濡れたスカートを乾かすために腰を突き出すサラ・ガドン!セクシー過ぎる!

劇場公開時に凄く見たかった作品。
でも上映館数が少な過ぎて見に行けませんでした…。
と言っても京都でもやってたんで、タイミングが合わなかったと言うべきかな?

生まれた時から事故に遭い続ける少年の話し。
うーん、思ってたのとはだいぶ違ってた…。
もっとルイ自体が何度も事故に遭うことに対するミステリーかファンタジーだと思ってたけど、実際は(結果的に)殺人事件の謎解きがメインでした。
全然事件を追う派手な展開でもないし、かと言ってとうやって治療するのか?みたいな緊迫した医療ドラマとも違うし、催眠術使う精神科医が出てくるけど、それほど内面を探るような話しでもないし、なのにファンタジーぽいシーンがあったり、ちょっと散漫な印象。
でもそれがストーリーを暗くし過ぎずにしてるのかもしれないし、僕は結構好きですが。
劇場で見てたらもう少し評価高かったかも(笑)
劇場で数回予告を見ただけで覚えてなかったんですが、「ラスト9分のドンデン返し」ってプロモーションされてたみたいです(笑)
でもね、確かに思ってたのとは違う結末がきますが、それは謎解きミステリーとしての範囲であって、全てを覆すような超展開ではありません!具体的に何処をどうすればなんてわからないけど、何かのきっかけで傑作になってたかもしれない作品だったので、少し勿体ない…。

これ見たの2018年の大晦日のお昼だったんですが、相変わらず僕はこれから仕事です!(笑)
と言っても元旦は休みなので少し気楽ですが(笑)
この母親こそまさにアンビバレント。
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