「思えばいい映画だったなぁ」
鑑賞後そんな事思っちゃいましたよぉ。
とてもいい終わり方なんだけど観てるこっちは切ない。
「もぅ終わりかぁ〜。もっとこの仲間たち(映画の登場人物)と一緒に居たかったなぁ。。」
こんな事思わせてくれる映画はなかなか無いですよ。
これがハリウッド作品だったらまた違うものになっていたでしょう。
フランス映画ならではの演出、舞台、登場人物だったからこそ!ってところも多々ありましたね。
〜あらすじ〜
ヴァンサン、フランソワ、ポール昔馴染みの三人は中年になり、それぞれ悩みを抱えていた。工場で働くヴァンサンは妻と別居。医者のフランソワは妻の浮気。作家のポールはスランプに陥っていた。そんなある日ヴァンサンの工場が倒産にまで追い込まれ、ヴァンサンは人生の危機に立たされるというもの。
まぁヴァンサンをメインとした日常を観させられるような感じです。
このヴァンサン役を演じているイヴモンタンが凄くいい味を出してるんです。
無邪気な笑顔に心奪われます。こんなに笑顔でやられたのは『暴力脱獄』以来です。
DVDを手元に置いておきたいほど愛おしい作品です。
是非ご覧ください。