nexus7

レッド・テイルズのnexus7のレビュー・感想・評価

レッド・テイルズ(2012年製作の映画)
3.6
アフリカ系アメリカ人のみで構成された戦闘機部隊『レッド・テイルズ』の活躍を描いている。
時はWWⅡ、舞台は欧州、実話をベースとした映画。

人種差別と偏見により虐げられた集団が、反骨精神さながら成果を積んで認められていく物語。
しかし映画は感動巨編ではなく、むしろ戦争アクション巨編と思う。
それもそのはず、あのルーカスが製作総指揮を務めている。
CGはすばらしい、戦闘機の空中戦は迫力がすごい。
とにかくド派手な娯楽映画である。

P-51マスタングvs.メッサーシュミットBf109
アメリカとドイツの主力戦闘機によるドッグファイトは、迫力満点。
しかも圧倒的にレッド・テイルズが強い、強すぎる。

P-51マスタングvs.メッサーシュミットMe262
世界初のジェット戦闘機を相手にしてもレッド・テイルズはまたまた強い、圧倒的に強すぎる。
さすがにそれはないでしょう。
まだまだある、駆逐艦を攻撃してもP-51を駆使するレッド・テイルズは強すぎる、と突っ込みどころが多い。

まるでSWをWWⅡに置き換えたような映画たった。
レッド・テイルズは強かったかもしれないが、もう少し苦戦した方が現実的で感動も大きかったように思う。

製作費用は全てルーカスが負担したとのこと、こちらも驚いた。
nexus7

nexus7